About INNERD

# INNERD

ABOUT INNERD

INNERDは東京のジュエラー

って言うと、なんかちょい恥ずいけど、自信はあるんだよ

幼稚園の頃、家の押し入れの奥に小さいタンスがあって、そこにお母さんのジュエリーが入ってた

リングが数本と、ネックレスが一本くらい

別にたくさんあるわけじゃない

でも俺は、それを見る時間がめちゃくちゃ好きだった

なんでこんな綺麗なんだろうって

石って、ただ光るんじゃないんだよな

オパールの火みたいに、見る角度で色が踊る

黄色とか青とか緑とか赤とかオレンジとかさ

胸の奥を彩って、なんか離してくれないんよ

その頃はまだ言葉にできなかったけど、ずっと見ていられるものだった

小学校に入る頃には「宝石を掘る人になりたい」って本気で思ってた

変だよねー

でも、そうだった

共働きで、幼稚園が終わるとばあちゃんが迎えに来てくれてた

家に帰ると、リビングで1人

その時間、昔のアニメとか海外のアニメをずっと見てた

とにかく色が多かった

画面の向こうの世界が、俺を熱中させてくれてた

寂しくなかった

いや、たぶん本当は寂しかった

でも、その寂しさを忘れさせてくれるものがあった

日本のアニメだったり、海外のキャラクターだったり、音楽だったり、ものづくりだったり

気づいたら、画面の向こうのキャラクターのジュエリーばっか見てた

あれがめちゃくちゃかっこよかった

でも同時に、可愛くて、ぷっくりしてて、キラキラしてて

たぶんこれが、今の俺のジュエリーの肝なんだと思う

この感性なんよ

中学に入る頃には、お母さんのジュエリーはなくなってた

まぁ、いろいろあった

でも今思うと、ジュエリーってアクセサリーじゃなくて、お守りなんだよな

頑張った自分へのご褒美だったり

支えだったり

誰かのために手放したり

受け継がれたり

人の気持ちが入ってる

だから俺は、貴金属と天然石に意味があると思ってる

子供の頃に魅了された、あの感覚があるから

地球の一部を身につける感覚

冷静に考えてさ、石がこんなに透き通ってて、光って、色が出てるって意味わからなくない?

何億年もかけてできたものを、人間が磨いて、形にして、今この時代に身につける

なんかそれって、すごいことじゃん、まぢラッキーだし最高!

INNERDは、そういう言葉にしきれないチャイルドフッドとか、ノスタルジーとか、オタクっぽい執着とか、そういうものからできてる

10代の頃はHIPHOPにもめちゃくちゃ救われた

変に池袋の近くで育ったからか、ちょっと気軽にカッコつけたいくらいが好きだった
大都会でもねーのに

まぁ今は普通に全力だけど

強さって、もっと所作に出るものだと思ってた

少し皮肉っぽくて、ちょっと変で、でもちゃんと自分を支えてくれるもの

クスッと笑われてもいい

変わっててもいい

むしろそれがいい

むしろそういう人が、自分の中にあるものを形にして、そのまま身につけられるもの

体と一緒に連れて歩けるもの

それが作りたかった

東京で

それがINNERD